東海第⼆発電所を⾒学しました!
日本原子力発電株式会社が所有する 東海第二発電所は、茨城県内に立地する日本初110万kW級の大型原子力発電所として1978年11月28日に営業運転が開始されました。
現在では、2013年7月に施行された新規制基準対応のため、海側に標高20mの防潮堤を建設する等の安全性向上対策を進めており、参加された皆さまには工事の様子や使用済燃料貯蔵庫等視察しました。


セミナールームにて東海第⼆発電所の⼩林副所⻑、太⽥地域共⽣部⻑代理から会社概要および「東海第⼆発電所の安全性向上対策⼯事」の概要説明をいただきました。
【⾒学の内容と⾏程】
〜テラパークセミナールームにて〜
◆東海第⼆発電所安全向上対策⼯事概要説明
〜テラパーク屋上へ移動 発電所全景視察〜
◆東海第⼆発電所 外観説明
◆⾼台(緊急時対策⽤建屋・可搬型設備保管場所)他
◆防潮堤(北側)他
〜東海第⼆発電所⼯事現場後視察〜
◆発電所周辺防護区域
(代替淡⽔貯槽、緊急海⽔ポンプ、主排気筒耐震)
◆発電所外周
(⾼圧電源車置き場の⼯事状況)
(防潮堤⼯事状況)
〜テラパークセミナールームにて〜
◆質疑応答
終了
/// 東海第⼆発電所の安全性向上対策の概要 ///
1.津波が敷地に流⼊しないように防潮堤を設置します



この重厚かつ巨⼤な防潮堤で重要な設備を津波から守ります。
地中深部60mの深さまで、地上には⾼さ20mもの⾼さまで聳え⽴つ鋼管杭を軸とした防潮堤⼯事の技術と⽬の前に迫る防潮堤の迫⼒は凄まじいものでした。
安全への対策はこれだけにとどまらず、津波が侵⼊してしまったことも想定。何重にも対策を⽴てています。
2.代替電源を確保し、原⼦炉などの冷却に必要な電源を絶やさないようにします

万が一、外側からの電源や非常用ディーゼル発電機が使えなくなった場合に備え、発電所内の高台に可搬型の発電車を配備しています。
3.多様な⼿段により原⼦炉などの冷却を絶やさないようにします

原⼦炉を冷却できなくなった場合に備えた冷却設備や可搬型の注⽔ポンプ⾞を配備しています。
さらに、新たに常設の貯⽔設備や海⽔地下トンネルを設置し、⾮常時の原⼦炉冷却に備えます。
4.格納容器の破損を防⽌し、環境への放射性物質の拡散を抑制します

万が⼀格納容器の冷却ができなくなった場合に備え、新たな代替循環冷却系を2系統設置し、原⼦炉格納容器の冷却機能を確保します。

⾒学を終え、セミナールームでは質疑応答のお時間をいただきました。
参加者からは再稼働までの⼯程など、さまざまな質問があり、原⼦⼒に対する関⼼の⾼さがうかがえました。
安全性向上対策は本年9⽉で完成予定ですが、地域の皆様へのご説明等を含め、”再稼働”への道のりはまだまだ続きます!
⾒学会移動⾞内にて、参加会員の皆様に企業紹介を実施していただきました
皆様も是⾮リンクからご覧ください
協立機電工業株式会社
三共製氷冷蔵株式会社
DIC株式会社
東京電設サービス株式会社
東京電力パワーグリッド株式会社
①TEPCO速報
②台風接近前の対策にご協力ください
株式会社東光高岳
村岡ゴム工業株式会社
東京電力エナジーパートナー株式会社
①省エネプログラム2024
②TEPCO省エネプログラム(家庭版)
③エネルギーマネジメントシステム
④構内停電サポートサービス
千葉県電気協会
①千葉県電気協会パンフレット
②電気使用合理化 表彰
③電気安全表彰
④ヒートポンプ蓄熱センター
⑤セミナーのご案内(エネルギー使用合理化シンポジウム)